2005-02-28 第162回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
先生御指摘いただきましたとおり、我が国といたしましては、明治十八年にメートル条約に加盟いたしまして、産業経済の発展を図るという観点からメートル系単位への切りかえに努力を行ってきたところでございます。昭和三十四年以降、尺系単位を取引、証明の計量に使用することが法的に禁止をされました。これを契機としてメートル系単位への統一が急速に進展いたしました。
先生御指摘いただきましたとおり、我が国といたしましては、明治十八年にメートル条約に加盟いたしまして、産業経済の発展を図るという観点からメートル系単位への切りかえに努力を行ってきたところでございます。昭和三十四年以降、尺系単位を取引、証明の計量に使用することが法的に禁止をされました。これを契機としてメートル系単位への統一が急速に進展いたしました。
計量の単位を統一いたしますことは、商取引の秩序の維持を図るあるいは産業経済の発展を図る、学術の振興に寄与するといったような点から、これらの基盤として欠くことのできない前提条件の一つであろうというふうに考えるわけでございますが、わが国におきまして、計量単位の統一に際しましてメートル系の単位を採用いたしました理由と申しますのは、その他の単位系と比較いたしました場合に、メートル系の単位が幾つかの長所を持っているという
計量単位を統一いたしますことは、商取引の秩序保持あるいは学術の振興などの基礎を築く上で必要でございますが、計量単位の統一に際しましてメートル法を採用いたしましたことにつきましては、メートル系単位が幾つかの長所を有しているということがその理由でございます。 その理由は、第一に、単位の基準が厳密に確定されているということでございます。
御審議の内容といたしましては、建築、文化財補修工事、和裁等の分野におきます尺単位及び鯨尺単位目盛りつき長さ計の使用状況等の実態を調査した上で、これら長さ計の必要性とメートル系単位への統一推進という課題をいかに調和させるかについて審議をいただいたわけでございます。その結果、五十二年九月に通商産業大臣あてに建議がなされたわけでございます。
同じメートル系の中におきましても各種の単位が併存するわけでございますが、これだけ国際化が進展してまいりますと、どうしてもメートル系の中におきます国際単位の統一という動きが出てまいります。
ただ、同じメートル系の中におきましても、必ずしも百里単位が行われているとは限らないというのが現状でございます。そこで、今回改正をお願いいたしております幾つかの単位につきましても、一単位ではないという部分もございます。
お説のとおりでございまして、まあ国におきましては明治十八年以来いわゆるメートル条約というものに加盟いたしまして、メートル系単位の普及啓発に努めてきたわけでございます。
○政府委員(森山信吾君) 先ほどお答えいたしました一量一単位ではないという分野につきましてまずお答え申し上げますと、これは同じメートル系の中で、一つの量につきまして複数の単位があるケースがあるわけでございまして、メートル系以外の、たとえばいま最後に御指摘の尺貫系のものを併用して認めるというわけじゃございませんので、同じメートル系の中におきまして複数の単位があるということを、今回特にお願いをしたいということでございます
ただ私どもといたしまして、メートル系の採用に踏み切りまして、過去長年にわたりましてメートル系の浸透を十分図ってまいった立場から申し上げますと、やはりメートル系というものを貫くというのが一つの思想ではないかと思うわけでございます。
この会議は、メートル条約の目的でありまするメートル系単位を国際的に確立して普及することなどのために必要な方法を討議し、及び決議する最高の決議機関でございます。で、国際度量衡総会は、メートル条約の定めるところによりまして、少なくとも六年に一回パリにおいて開催される、現在はほぼ四年に一回開催されております。
経緯を申し上げますと、メートル系の単位と尺貫系の単位の併記ということでございますが、通産省では従来からメートル法を推進いたしております立場から、併記は認められないという通牒を出しました。建設省の通達では、併記は違法であるという通達が出て、この点食い違いが生じたわけでございます。
それからもう一つ、馬力の問題がございますが、これもメートル系の計量単位ではございませんが メートル法を採用しております国におきましても、やはり馬力という単位を併用しておるのが通常でございますので、これも三カ年間ほど仏馬力に限って、法定単位として認めていこうと考えております。おもにこれは内燃機関、あるいは電動機関係が多いかと思います。